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EDの初期症状セルフチェック|10のサイン・硬さスケール・IIEF-5で自分の状態を確認

EDの初期症状セルフチェック|10のサイン・硬さスケール・IIEF-5で自分の状態を確認

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「最近ちょっと様子が違う気がする。でも、これってEDなんだろうか」——はっきり困っているわけではないけれど、なんとなく不安。EDの初期症状を調べる人の多くが、この段階にいます。

この記事は、自分がEDの初期段階にいるのかどうかを、その場でチェックできるように作りました。①よくある10のサイン、②勃起の硬さスケール(EHS)、③国際的に使われる質問票(IIEF-5)の3段階で現在地を確認し、当てはまった場合に何をすればいいかまで解説します。

この記事のポイント
・EDは「完全に勃起しない状態」だけではない。硬さ不足・中折れ・朝立ちの減少も初期症状
・チェックは3段階:10のサイン → 硬さスケール(EHS)→ 質問票(IIEF-5)
・初期症状は「血管からの警告」でもある。放置せず早めに動くほど立て直しやすい
・ED治療はオンライン診療でも受けられる。通院や対面の気まずさは受診しない理由にならなくなっている
・チェック結果はあくまで目安。確定的な判断は医師の診察で

まず前提:EDは「まったく勃起しないこと」ではない

EDの医学的な定義は「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が続くこと」です。つまり——

  • 勃起はするが、硬さが足りない
  • 最初は硬いのに、途中で萎えてしまう(中折れ)
  • 日によってできたりできなかったりする

これらは全部、EDの範囲に入ります。「完全に勃起しなくなったらED」と思っていると、初期のサインを見逃します。実際、日本性機能学会の全国調査では日本人成人男性のED有病率は約3割・推計1,400万人とされており、大部分は「まったく勃起しない」のではなく、硬さや維持に不安を抱えた初期〜中等度の段階の人たちです。

一度うまくいかなかっただけではEDとは呼びません。同じような状態が続く・繰り返すことが判断の軸です。そのうえで、チェックに進みましょう。

チェック①:EDの初期症状10のサイン

次の10項目のうち、最近1〜3か月の自分に当てはまるものを数えてください。

No. サイン
1 以前より勃起の硬さが足りないと感じる
2 行為の途中で萎えてしまう(中折れ)ことがある
3 朝立ち(早朝勃起)が減った、または気づかなくなった
4 勃起するまでに時間がかかるようになった
5 日によってできたりできなかったり、ムラがある
6 性的な刺激を受けても、反応が鈍くなったと感じる
7 自慰では問題ないのに、本番になるとうまくいかない
8 「次もダメだったらどうしよう」と行為の前に不安になる
9 性欲そのものが以前より落ちたと感じる
10 うまくいかない不安から、行為の機会を避けるようになった
当てはまった数 目安
0個 現時点で初期症状のサインは見当たりません。予防の生活習慣だけ意識を
1〜2個 初期のサインの可能性。次の硬さスケールと質問票で確認を
3〜5個 EDの初期段階にいる可能性が十分あります。生活の立て直しと、相談の検討を
6個以上 初期を超えて進みつつある可能性。早めの受診・オンライン診療での相談をおすすめします
※このチェックは目安であり、診断ではありません。とくに3番(朝立ちの減少)と10番(回避)は重要なサインです(後述)。

チェック②:勃起の硬さスケール(EHS)

臨床でも使われる、勃起の硬さを4段階で自己評価するスケールです。最近の行為(または自慰)のときの硬さで選んでください。

グレード 状態 評価
1 大きくなるが、硬くはならない 挿入は難しい状態
2 硬いが、挿入には不十分 挿入できないことが多い状態
3 挿入には十分だが、完全には硬くない 初期症状の典型ゾーン。中折れが起こりやすい
4 完全に硬く、硬直している 問題のない状態
※EHS(Erection Hardness Score)は臨床で使われる4段階の自己評価スケールです。

ポイントは、グレード3が「初期症状の典型ゾーン」だということです。挿入はできるので「まだ大丈夫」と思いがちですが、4から3への変化こそが初期のサインです。この段階でメモしておくと、対策を始めた後の変化も判定しやすくなります。

チェック③:国際的な質問票(IIEF-5)でスコア化する

もう一歩踏み込んで確認したい人向けに、世界中の診療で使われている質問票「IIEF-5(国際勃起機能スコア)」を紹介します。過去6か月を振り返り、5つの質問に1〜5点で答えて合計します。

質問(過去6か月について) 点数の付け方
① 勃起して、それを維持する自信はどの程度ありましたか 1=非常に低い 〜 5=非常に高い
② 性的刺激で勃起したとき、挿入できる硬さになった頻度は 1=ほとんどなかった 〜 5=ほぼ毎回
③ 挿入後、勃起を維持できた頻度は 1=ほとんどなかった 〜 5=ほぼ毎回
④ 行為を最後まで続けるうえで、勃起の維持はどの程度困難でしたか 1=極めて困難 〜 5=困難でなかった
⑤ 行為に満足できた頻度は 1=ほとんどなかった 〜 5=ほぼ毎回
合計点(5〜25点) 目安
22〜25点 正常範囲
17〜21点 軽度ED(初期段階)の目安
12〜16点 軽度〜中等度EDの目安
8〜11点 中等度EDの目安
5〜7点 重度EDの目安
※IIEF-5(SHIM)にもとづく整理。21点以下がED疑いの目安とされます。スクリーニング用の質問票であり、診断は医師の診察によります。

「17〜21点」に入った人がまさに初期症状の層です。数字にしてみると、「気のせいかも」と流してきた変化の輪郭がはっきりします。

朝立ちで「原因のタイプ」も切り分けられる

チェック①の3番(朝立ちの減少)は、原因を切り分ける手がかりになる特別なサインです。睡眠中の勃起は性的刺激と関係なく起こる生理現象なので——

  • 朝立ちはあるのに本番でうまくいかない → 体の機能は保たれており、緊張・ストレス・疲労など心因性の要素が大きい
  • 朝立ち自体が減った・なくなった → 血管・ホルモンなど身体側の変化が疑われる。次の項目が特に重要になります

サインの組み合わせで「原因のタイプ」を推理する

10のサインは、どれに当てはまったかの組み合わせで原因の見当がつきます。自分のパターンを探してください。

当てはまり方のパターン 疑われるタイプと方向性
7・8・10番が中心
(本番だけ×不安×回避)
心因性タイプ。体の機能は保たれており、緊張と「不安のループ」が主役。プレッシャーを下げる工夫と、必要なら治療薬で成功体験を取り戻すのが近道
1・2・3番が中心
(硬さ×中折れ×朝立ち減少)
血流・身体性タイプ。血管やホルモンの変化が疑われる。健診結果(血圧・血糖・脂質)の確認と受診の優先度が高い
5番が中心で、飲んだ日・疲れた日に集中 生活・条件タイプ。飲酒・疲労・睡眠不足が引き金。条件を整えれば戻りやすい段階
9番を含む
(性欲そのものの低下)
ホルモン関与の可能性。強い疲労感・気力の衰えを伴うならテストステロン低下(男性更年期)の確認を。血液検査で測定できる

実際には複数タイプの混合が普通です。ただ「主役がどれか」の見当があるだけで、生活を直すのか、受診を急ぐのか、プレッシャー対策なのか——最初の一手が変わります。

放置するとどう進むか|初期症状からの典型的な経過

初期症状を「気のせい」で流した場合にたどりやすい経過があります。怖がらせるためではなく、どこで止めるかの地図として見てください。

段階 状態 この段階で止めるには
初期 硬さがやや落ちる(EHS4→3)。たまに中折れ。「疲れてるだけ」と流せる程度 生活の立て直しだけで戻る余地が大きい。いま読んでいるこの段階
不安期 失敗が記憶に残り、行為の前に「またダメだったら」と考えるようになる プレッシャーを下げる工夫+治療薬で成功体験を早めに取り戻す
回避期 うまくいかない不安から機会そのものを避け始める。頻度が落ち、機能低下がさらに進む悪循環へ 一人で抱えず相談を。パートナーとの共有も分かれ目になる
固定期 状況を問わず困難が続く。背景の血管・生活習慣病も進行している場合がある 受診が前提。治療の選択肢はこの段階でもあるが、立て直しに時間がかかる

ポイントは、体より先に「心理と行動」が進行することです。勃起機能そのものはゆっくりしか変わらなくても、不安→回避のループは数回の失敗で固定し得ます。初期症状の段階で動く最大の理由はここにあります。

なぜ「初期症状のうち」に動くべきなのか

① 血管からの早期警告だから

勃起は血流の現象です。陰茎に血液を送る動脈は直径1〜2mm程度と、心臓の血管(3〜4mm程度)より細いため、動脈硬化の影響が体のどこよりも早く現れます。ED症状が心筋梗塞などの心血管疾患に数年先行するという報告もあり、初期症状は「まだ症状のない血管の異常」を教えてくれる警告でもあります。健診で血圧・血糖・脂質を指摘されている人は、その管理も含めて動く価値があります。

② 不安のループが固定する前だから

「一度の失敗→次への不安→緊張→また失敗」という心因性のループは、放置した期間が長いほど固定されます。初期の段階なら、原因への対処と成功体験の回復で立て直しやすく、早く動くほど早く戻るのが実際のところです。

③ 生活改善が効きやすい段階だから

初期症状の背景には、運動不足・飲酒・喫煙・睡眠不足といった生活要因が絡んでいることが多く、この段階なら生活の立て直しだけで変化がみられることもあります。禁煙・週3〜4回の有酸素運動・骨盤底筋トレーニングなどの具体的な方法は、ED対策の完全ガイド|食事・筋トレ・ストレッチ・生活習慣から治療までで分野別に解説しています。

チェックに当てはまったら|ED治療はオンラインでも受けられる

「当てはまってしまった。でも病院でこの悩みを話すのは気が重い」——ここで止まってしまう人が最も多いのですが、いまはED治療はオンライン診療でも受けられます

  • スマホの診察から薬の受け取りまで、通院なしで済む
  • 診察は問診が中心で、体を見せる必要はなく、根掘り葉掘り聞かれることもありません
  • 治療の第一選択であるED治療薬(PDE5阻害薬)は、勃起を「維持する力」をサポートする薬で、初期症状の中心である硬さ不足・中折れにこそ合っています
  • 身体的な依存はなく、自信が戻って使用頻度を減らしていく人も多くいます

診察では何を聞かれる?|このチェック結果がそのまま使える

受診をためらう理由の多くは「何を話せばいいのか分からない」です。実際の問診で聞かれるのは、おおむね次の内容です。

  • いつ頃から、どんなときに症状があるか(毎回か・特定の状況だけか)
  • 朝立ちの有無、硬さの程度
  • 持病(高血圧・糖尿病など)と服用中の薬——硝酸薬(狭心症の薬)の有無は安全のため必ず確認されます
  • 喫煙・飲酒の習慣

お気づきのとおり、この記事のチェックで整理した内容そのものです。「サインは3つ当てはまった」「EHSはグレード3」「IIEF-5は19点」「朝立ちはある」——この4点をそのまま伝えれば、問診はほぼ済みます。うまく説明できるか不安、という受診ハードルは、チェックを済ませた時点でもう越えています。

オンライン診療の例|DMMオンラインクリニック

利用者が多いオンライン診療のひとつがDMMオンラインクリニックです。

  • 24時間対応(年末年始を除く)・診察料は初診再診とも無料。思い立った深夜でもスマホで受診できる
  • 国内承認のED治療薬(バイアグラ系・シアリス系など)を扱い、ジェネリックならバラ1錠数百円台から。まず数錠だけ試す始め方ができる
  • 受け取りは自宅のほかコンビニ・宅配ロッカーに対応し、中身の分からない梱包で届く

※価格はすべて税込・2026年8月時点の調査データです。最新は公式サイトでご確認ください。※DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。

DMMオンラインクリニック 公式サイトはこちら

DMM以外も含めて料金や診療時間を比較して選びたい場合は、シアリスのオンライン処方おすすめクリニックの料金比較と選び方で主要6院の条件を整理しています。

※ED治療は自由診療(保険適用外)です。効果・副作用には個人差があります。硝酸薬(狭心症の薬)を使用中の方はED治療薬を服用できません。持病・服用中の薬は診察で必ず申告してください。

当てはまらなかった人・軽度だった人へ|予防と様子見の目安

チェックで問題がなかった人、1〜2個だけだった人は、慌てて治療を考える段階ではありません。ただし、次の2つだけ持ち帰ってください。

  • 予防は血管への投資:週3回の早歩き・禁煙・節酒(純アルコール1日約20gまで)・睡眠7時間前後。EDの予防はそのまま生活習慣病の予防です
  • 「変化のメモ」を残す:今日のEHSグレードとIIEF-5の点数を控えておくと、数か月後に変化があったとき、気のせいかどうかを客観的に判定できます

様子見の目安は1〜3か月。その間にサインが増える・点数が下がるようなら、そのときが相談のタイミングです。EDの原因や治療法の全体像はEDとは?症状・原因・治療法をわかりやすく解説にまとめています。

よくある質問

Q. 一度失敗しただけでもEDですか?

A. いいえ。疲労や飲酒などの条件次第で、誰にでも一度きりの不調は起こります。EDと考えるのは「同じような状態が続く・繰り返す」場合です。一度の失敗を気に病むこと自体が心因性のループの入り口になるため、「たまたま」で流してください。

Q. 20代・30代でも初期症状は起こりますか?

A. 起こります。若い世代では緊張・ストレス・飲酒・強い刺激への慣れなど心因性・生活要因が中心で、体の機能は保たれていることがほとんどです。年齢が若いからこそ、生活の立て直しで変わりやすい段階ともいえます。

Q. 初期症状は自然に治りますか?

A. 原因が一時的な疲労やストレスであれば、条件が解消すれば戻ることもあります。ただし「不安のループ」が始まっている場合や、背景に血管・生活習慣の要因がある場合、放置で自然に良くなることは期待しにくく、むしろ進行する方向に働きます。1〜3か月様子を見て変わらなければ、動くことをおすすめします。

Q. 受診するなら何科ですか?

A. 対面なら泌尿器科が基本です。健診で血圧・血糖の異常を指摘されている場合は、内科での生活習慣病の管理も並行してください。ED治療薬の処方だけなら、オンライン診療で受けることもできます。

Q. 家族に知られずに相談・受け取りできますか?

A. オンライン診療の多くは、中身の分からない梱包での配送や、コンビニ・宅配ロッカーでの受け取りに対応しています。診察もスマホがあれば場所を選ばず受けられるため、家庭内で時間と場所を選べば知られずに済ませることは可能です。

Q. まずサプリや精力剤で様子を見てはだめですか?

A. おすすめしません。性機能改善に有効性が確立したサプリはないと厚生労働省の情報サイト(eJIM)でも紹介されており、ED向けサプリには医薬品成分が表示なく混入していた例も報告されています。費用をかけるなら、生活改善か、効果と安全性が確認された正規の治療に使うほうが合理的です。

Q. チェック結果が悪かったのですが、すぐ薬を飲むべきですか?

A. 順番としては「原因の切り分け→生活の立て直し→必要に応じて治療薬」ですが、これらは同時に進められます。特に不安のループが始まっている人は、治療薬で「できた」という経験を早めに取り戻すこと自体が改善の後押しになるとされています。飲むかどうかも含めて、診察で相談してください。

まとめ

  • EDは「まったく勃起しない状態」だけではない。硬さ不足・中折れ・朝立ちの減少が初期症状
  • チェックは3段階:10のサイン(3個以上で要注意)→ EHS(グレード3が典型ゾーン)→ IIEF-5(21点以下がED疑いの目安
  • 朝立ちの有無で心因性か身体側かをある程度切り分けられる
  • 初期症状は血管からの早期警告。早く動くほど立て直しやすい
  • ED治療はオンライン診療でも受けられ、診察は問診中心。受診の気まずさは理由にならなくなっている
  • 今日のスコアをメモしておくことが、数か月後の自分への一番の贈り物になる

参考文献