肥満
シアリス10mgと20mgの違い|臨床データで見る効果の差と、どっちを選ぶかの判断基準
[PR]当サイトには広告(プロモーション)が含まれています。
※CLINICFORの情報提供元CLINICFOR
シアリス(有効成分タダラフィル)には10mgと20mgの2つの用量があります。「どうせ飲むなら効きそうな20mg?」「でも副作用が強くなるのは怖い」——どっちを選ぶべきかは、シアリスを検討する人がほぼ必ず迷うポイントです。
先に原則をお伝えすると、基本は10mgから始めて、効果が不十分で副作用に問題がなければ医師の判断で20mgへ増量する——これが添付文書に書かれた使い方です。ただ、「では実際どのくらい効果が違うのか」を数字で知っておくと、医師と相談するときの判断がしやすくなります。
この記事では、10mgと20mgの違いを臨床試験のデータ・副作用・価格・入手方法(2026年から薬局で買えるようになったのは10mgだけです)の4つの軸で整理します。
この記事のポイント
・添付文書上の通常用量は10mg。20mgは「10mgで効果不十分・副作用に問題なし」の場合の増量用
・臨床試験では効果の指標は20mgがやや高い一方、10mgでも偽薬を大きく上回る改善が報告されている
・用量が増えると頭痛・ほてりなどの副作用は出やすくなる傾向
・薬局(市販)で買えるのは10mgのみ。20mg・ジェネリックは医師の処方が必要
・20mgを割って半分にする・10mgを2錠飲む、といった自己調整はNG
結論:基本は10mgスタート、20mgは「次の一手」
まず、2つの用量の違いを一覧で整理します。
| 項目 | シアリス10mg | シアリス20mg |
|---|---|---|
| 位置づけ | 通常用量(最初はこちら) | 10mgで効果不十分な場合の増量用 |
| 効果持続の目安 | 約24時間とされる | 最大約36時間とされる |
| 効果データ(後述) | 偽薬を大きく上回る改善 | 10mgと同等〜やや高い改善 |
| 副作用 | 頭痛・ほてり等が一定頻度 | 用量が増えるぶん出やすくなる傾向 |
| 入手方法 | 医師の処方+薬局の市販版(2026年〜) | 医師の処方のみ |
| 価格の例(税込) | オンライン診療の国内承認ジェネリックで1錠792円〜/市販版は1錠あたり1,452円 | オンライン診療の国内承認ジェネリックで1錠979円〜 |
ポイントは、20mgは「強い人向けの上位版」ではなく「10mgで足りなかった人のための調整枠」だということです。添付文書でも、20mgへの増量は「10mgで効果が不十分で、忍容性(副作用の出方)が良好な場合」に限るとされています。最初から20mgを自分で選ぶ薬ではありません。
効果はどのくらい違う?臨床試験の数字で比較
では、10mgと20mgで効果はどの程度違うのか。公表されている臨床試験データを3つ見てみます。
①アジア人男性を対象とした試験|正常な勃起機能の回復率
アジア人男性を対象としたプラセボ(偽薬)対照試験では、治療終了時に正常域の勃起機能(IIEF-EFスコア26点以上)まで回復した人の割合は次のとおりでした。
- 偽薬:約12%
- 10mg:約36%
- 20mg:約45%
20mgのほうが約9ポイント高い一方、10mgでも偽薬の3倍にあたる改善が確認されています。
②日本人対象の国内試験|性交の成功率
日本人を対象とした国内第Ⅱ相試験(シアリス錠添付文書に記載)では、性行為を最後まで成功できた割合(SEP3)の改善幅は、偽薬+12.3%に対して10mgが+47.3%、20mgが+50.8%。勃起機能スコア(IIEF-EF)の改善も10mg+9.10、20mg+9.38と、両者の差は意外なほど小さい結果でした。
③重症EDに限った解析|差が開くのはここ
一方、重症ED(IIEF-EFスコア1〜10)の日本人患者に限った統合解析では、勃起機能スコアの改善が20mgで13.6点、10mgで10.4点、性交成功率は20mgで56%、10mgで43%と、差がはっきり開きます。
つまりデータから言えるのは、「軽症〜中等症なら10mgで十分届くことが多く、症状が重いケースほど20mgの意義が大きくなる」ということです。糖尿病や血管の病気を背景にした器質性EDでは、医師が最初から20mg寄りの判断をすることもあります。効果の感じ方には個人差がある前提で、この傾向を頭に入れておくと医師との相談がスムーズです。
副作用は用量とともに出やすくなる
効果の裏返しとして、副作用も用量に応じて出やすくなる傾向があります。国内の臨床試験では、257例中70例(27.2%)に副作用が見られ、主なものは頭痛11.3%・潮紅(顔の赤み)5.1%・ほてり3.5%でした。いずれも血管が広がる作用によるもので、多くは時間とともに治まります。
「20mgにしたら頭痛が強く出た」という場合は、10mgに戻す・鎮痛薬を併用するなどの調整で解決することが多く、これも医師に相談しながら決める部分です。副作用の全体像はタダラフィルの副作用の解説に詳しくまとめています。
なお、硝酸剤(ニトログリセリン等)を使っている人は用量に関係なくシアリスを服用できません。中等度の肝障害がある場合は10mgまで、CYP3A4を強く阻害する薬(一部の抗真菌薬・抗HIV薬など)を併用している場合はさらに低用量からなど、体の条件によって「選べる上限」が最初から決まっているケースもあります。持病・併用薬は診察で必ず申告してください。
入手方法の違い|薬局で買えるのは10mgだけ
2026年の大きな変化として、シアリス10mgは薬局・ドラッグストアでも買えるようになりました(要指導医薬品・4錠入り税込5,808円)。ただし、市販されたのは10mgのみで、次はすべて医師の処方が必要です。
- 20mg:市販なし。処方のみ
- タダラフィルのジェネリック(10mg/20mgとも):処方のみ。価格を抑えたい人の本命
- 低用量2.5mg/5mgの毎日服用タイプ:処方のみ(デイリータダラフィルの解説参照)
市販版の購入条件(本人のみ・1回1箱・薬剤師の対面確認など)はシアリスが薬局で買えるようになった件の解説にまとめています。
クリニック別|タダラフィル10mg・20mgの料金比較
オンライン診療で10mg・20mgの処方を受ける場合の料金を、主要3院で比較します(国内承認タダラフィル・税込)。
| クリニック | タダラフィル10mg | タダラフィル20mg | 診察料 | 送料 |
|---|---|---|---|---|
| DMMオンラインクリニック | 定期10錠 7,920円 (1錠792円) バラ1錠924円 |
定期10錠 9,790円 (1錠979円) バラ1錠1,144円 |
無料 | 550円 |
| クリニックフォア | 定期10錠 7,392円 (1錠あたり約740円)※C |
定期10錠 9,372円 (1錠あたり約937円)※C |
無料※C | 550円 |
| イースト駅前クリニック | 1錠900〜1,200円 (先発シアリス10mgは1,200円) |
1錠900〜1,600円 (先発シアリス20mgは1,600〜1,900円) |
無料 | 1,100円 |
3院とも、10mgと20mgの1錠あたりの差は200円前後に収まっています。つまり「価格で10mgを選ぶ」ほどの差はなく、用量は費用ではなく体との相性で決めるのが合理的です。なお6院まで広げた比較・各院の特徴はシアリスのオンライン診療のおすすめ比較で詳しく解説しています。
※価格はすべて税込。最新の料金・在庫は公式サイトでご確認ください。※DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。
どっちを選ぶ?タイプ別の判断基準
10mgから始めるのが向いている人
- シアリス(タダラフィル)を初めて使う
- 副作用がどう出るか不安がある
- 65歳以上、または肝機能・腎機能に不安がある(そもそも10mgまでとされる場合あり)
- 軽症〜中等症で、まず自分の反応を確かめたい
20mgが検討されるケース
- 10mgを正しいタイミングで数回試しても効果が不十分だった(かつ副作用は問題なかった)
- 糖尿病などを背景にした重めのEDで、医師が最初から20mgを妥当と判断した
- 持続時間を最大限(約36時間)確保したい事情がある
迷ったら「まず10mg」で間違いはありません。10mgで物足りなかった場合も、それは失敗ではなく「次は20mg」という判断材料が1つ手に入ったということです。オンライン診療でも「初回10mg→次回から20mg」といった用量調整の相談は普通にできます。
5mg(毎日タイプ)も含めた3用量の整理
タダラフィルには、都度服用の10mg・20mgのほかに、低用量を毎日飲む2.5mg/5mgのデイリータイプがあります。「10mgか20mgか」を考えるとき、実はこの第3の選択肢も知っておくと視野が広がります。
| 項目 | 2.5mg/5mg(デイリー) | 10mg(通常用量) | 20mg(増量用) |
|---|---|---|---|
| 飲み方 | 毎日1回、時間を決めて | 性行為の1〜3時間前に都度 | 性行為の1〜3時間前に都度 |
| 効き方のイメージ | 常に薄く効かせて「構えず」に | 必要な日にしっかり | 必要な日に最大限 |
| 向いている人 | 頻度が高い人・服薬を意識させたくない人 | 初めての人・週末中心の人 | 10mgで不十分だった人・重症例 |
| 入手 | 処方のみ | 処方+薬局の市販版 | 処方のみ |
「都度飲むと『薬で頑張っている感』が出て気まずい」「そもそも機会が多い」という人は、10mg/20mgの増減ではなくデイリータイプが答えになることもあります。詳しくはデイリータダラフィルの効果の解説で扱っています。
やってはいけない2つの自己調整
用量まわりで必ず避けたいのが、この2つです。
- 20mg錠を半分に割って10mg相当にする——シアリス錠には均等に割るための割線がなく、割ると成分が偏ったり断面から劣化したりして、想定した用量になりません。10mgが必要なら最初から10mg錠を処方してもらうのが確実です
- 10mgを2錠飲んで20mg相当にする——成分量の計算は合っていても、医師が「この人は10mgまで」と判断した理由(年齢・肝腎機能・併用薬)を飛ばすことになります。血圧低下などのリスクを自分で取りに行く行為です
増量したいときは自分で調整せず、「どう効かなかったか」を次の診察で伝えてください。服用タイミングや食事など、用量以外の原因で効きが弱かっただけというケースも珍しくありません(効くまでの時間の目安はシアリスの効果が出るまでの解説を参照)。
シアリス10mg・20mgに関するよくある質問
Q. 10mgが効かなかったら、すぐ20mgに上げていいですか?
自己判断での増量はできません。まず服用タイミング(性行為の1〜3時間前)・性的刺激の有無・飲酒量など用量以外の要因を見直し、それでも数回試して不十分なら、医師に増量を相談してください。20mgへの切り替えは「効果不十分+副作用に問題なし」を医師が確認したうえで行うのが原則です。
Q. 10mgと20mgで持続時間は違いますか?
一般的な目安として、10mgで約24時間、20mgで最大約36時間とされています。ただしこれは「刺激に反応しやすい状態が続く時間」の目安で、ずっと勃起が続くわけではなく、個人差もあります。どちらの用量でも、次の服用まで24時間以上あけるルールは共通です。
Q. 毎日飲みたい場合はどうすればいいですか?
10mg・20mgは「性行為の前にそのつど飲む」用量で、毎日の連続服用は想定されていません。毎日服用でコンディションを整えたい場合は、低用量(2.5mg/5mg)のデイリータダラフィルという別の使い方があり、これは医師の処方でのみ利用できます。詳しくはシアリスを毎日飲んでも大丈夫かの解説を参考にしてください。
Q. 薬局の市販シアリスで20mgは買えますか?
買えません。2026年に市販化されたのは10mg(4錠入り・税込5,808円)のみで、20mgとジェネリックは引き続き医師の処方が必要です。10mgで物足りず20mgを検討する段階になったら、対面またはオンライン診療で相談することになります。
Q. ジェネリック(タダラフィル錠)でも10mg・20mgの考え方は同じですか?
同じです。国内承認のタダラフィル錠は先発シアリスと同じ有効成分・同量で、生物学的同等性を確認して承認されています。「10mgから始めて必要なら20mg」という用量の考え方も共通で、価格が抑えられるぶん、継続する人の主流はジェネリックになっています。
まとめ:数字で見れば「まず10mg」の合理性がわかる
- 基本は10mgから開始。20mgは「効果不十分+忍容性良好」のときの増量枠(添付文書の原則)
- 臨床データでは20mgがやや高い改善を示すが、軽症〜中等症では両者の差は小さい。差が開くのは重症例
- 副作用(頭痛・ほてり等)は用量とともに出やすくなる傾向
- 薬局で買えるのは10mgのみ。20mg・ジェネリック・毎日タイプは医師の処方が必要
- 20mgを割る・10mgを2錠飲むなどの自己調整はしない。増量は必ず医師に相談
10mgか20mgかは、一度決めたら終わりではなく、使いながら医師と一緒に最適解を探していくものです。オンライン診療なら、初回の用量相談から「効かなかったので次は20mgに」といった調整まで自宅で完結できます。タダラフィル10mg・20mgの処方に対応したクリニックの料金・条件はシアリスのオンライン診療のおすすめ比較で一覧にしています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療を代替するものではありません。臨床試験の数値は公表データに基づく整理であり、効果・副作用の現れ方には個人差があります。ED治療は自由診療(保険適用外)です。用量の選択・変更は必ず医師の診察のうえで判断してください。記載の価格は2026年9月時点の調査データで、変更される場合があります。